岐阜基地の実態を学び、協力を呼びかける 住民アンケート活動出発集会

5月11日に「住民アンケート活動出発集会」(平和委員会主催)が江南市民文化会館に於いて、19名参加で開かれました。

最初に、住民アンケートを実施するに至った経過説明をふくんだ挨拶のあと、鷲見さん(岐阜県平和委員会)から「爆音被害の根底にある岐阜基地の実態」と題して講演がありました。

緩やかな傾斜の固い岩盤でできており、なおかつ安定した西風が吹く台地であるため岐阜基地が開設された。終戦から‘58年まで米軍が駐留していたこと。それ以降、航空自衛隊岐阜基地になったこと。現在の岐阜基地は航空機のすべての部品の補給部隊であること。また、航空自衛隊の航空機すべての機種を有し、そのテスト飛行を行っていること。その敷地内に自衛隊岐阜病院があり、戦時病院と位置づけられているため、100床ベットがあるが入院患者はゼロであること。等々

その後の質疑応答では、dB(デシベル)とWcp(Wコンター値)の違いは?また、住民から防音工事をしたが、何の約にも立たないとの報告がありました。

最後に、アンケート地域配布の協力と騒音調査に必要な測定器購入など募金のお願いをして終わりました。追伸、平和委員会に一名加入していただきました。