千種・名東平和委員会 例会学習会「この実態、知らなかった!」

11/25 本山生協会館

千種・名東平和委員会は11月25日本山生協会館において月例会&学習会を開催しました。守山区平和委員会の城下英一さん講師による学習会が行われ「殺し殺される自衛隊の変貌~大軍拡を支える軍事産業の実態~」と題して講演しました。以下、城下さんのお話です。

守山には陸上自衛隊守山駐屯地があり、東海北陸6県の部隊を指揮管轄する第10師団司令部が置かれています。10月の師団創立記念行事では、駐屯地で5日間に戦車や榴弾砲の空包75発と3万6千発もの機関銃や小銃の空包を撃ちまくりました。昨年と比べ1万発近く多かったのは、「防衛力整備計画」で昨年比3・3倍、8283億円も弾丸を爆買いしていたためでした。事件で使われた小銃と弾丸は、ともに愛知で100%製造されています。

沖縄や南西諸島のミサイル部隊には、三菱重工小牧北工場で開発・製造された「敵基地攻撃」の長射程ミサイルが今後追加配備される計画です。また、日油武豊工場では新型ミサイルの最終組み立てを行います。戦争になれば真っ先に攻撃されるのは軍需工場です。

 最後に城下さんは、「ものづくり愛知は『兵器づくり』でも日本一となっています。大軍拡を支える愛知の実態とその先にある大増税計画を多くの人に伝え、戦争への道を止めるためにご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。

感想交流では「守山区と隣の千種区なのに行軍訓練をはじめとした実態を知らなかった。はじめて知った」「ミサイルやライフル銃を生産するなど愛知でここまで作っているとは知らなかった」などの声が出されました。