天白区平和委・講演と総会 自衛隊と軍需産業の一大拠点に

12/2 天白スポーツ文化センター

天白区平和委員会は12月2日、天白スポーツ文化センターで総会と講演会を開催しました。講演は「愛知の自衛隊・軍需産業の今」と題して、平和委員会理事・軍事問題研究会の城下英一さん。参加者21人が話しを聞き入りました。

6月14日、自衛官候補生による小銃乱射事件がありました。この小銃(豊和工業)も銃弾(旭精機工業)も愛知の工場で製造したもの。「愛知県内には、陸上自衛隊守山駐屯地・春日井駐屯地・豊川駐屯地、航空自衛隊小牧基地・高蔵寺弾薬庫の5つの基地があります」と聞いてビックリ。守山駐屯地は第10師団司令部で東海北陸の中枢、春日井は南スーダン派兵の主力部隊、小牧基地は空自で唯一の航空輸送拠点で空中給油機が配備され、高蔵寺弾薬庫は空自で最大の弾薬庫だそう。

自衛隊は「死生観訓練」と称した訓練で、死ぬかもしれないと覚悟させる。知っているようで知らなかったことが次々と・・・。

今や愛知には三菱重工4工場、川崎重工など軍事産業がずらり。再び愛知は一大拠点になっています。考えさせられる講演でした。

総会のほうは、5月に楽しみながらやった「基地&歴史の街を訪ねるバス旅」、10月の小牧平和県民集会参加などともに今月の「ともしびウォーク」、そして来春の「梅まつり」宣伝などの報告・方針を決め、パレスチナ人の子どもを救えの決議を採択して終了しました。