3000万署名 県下の取り組み続々、市民一丸となって成功させよう!

豊川市 住民の会も、個人も奮闘 できることを少しずつ

陸上自衛隊駐屯地のある豊川市では、2014年7月14日に「集団的自衛権行使に反対する豊川住民の会」を立ち上げました。基本的に毎月1回、街頭宣伝か学習会を続けています。
会のニュースはNO.44となりました。また、有志で、毎週金曜日のお昼に「災害救援活動ありがとう・自衛隊を戦場へ送るな」の横断幕を掲げて宣伝活動をやり、3月23日で175回目となりました。

3月25日には、県平和委員会の矢野さんにきていただいて、学習会を開きました。そこで話された2人の奮闘を紹介します。

▼最近、70才を迎える人達で中学の同窓会をやりました。17人が参加。自分の近況報告をする時、「安倍九条改憲NO」の署名運動をしている事を話しました。9条、96条、99条を紙に書いて紹介、米国でイラク帰還兵におきていること等を話し、最後に署名への協力を訴えました。元自衛隊員のA君が、「言ってることに百%賛成するわけではない。反発するところもある。だけども、戦争だけは絶対にしてはいかん。がんばれよ」。そして全員が署名用紙を持ち帰ってくれました。

▼一宮在住のYさん(80代)は、自分自身が機銃掃射の下を逃げまわった経験のある方。「戦争をする国にだけはしてはいけない」と地域の家を一軒一軒まわり、毎日少しずつ署名を集めています。3月26日現在545筆とのことです。

日進市 前市長が呼びかけ人に  一人で888筆集めた人も

日進市では3000万人署名の呼びかけに応えて日進市民アクションを発足させました。
呼びかけ人には中国からの引揚げ体験を持つ前市長はじめ池住義憲さん、開業医、声楽家など学者、文化人、住民運動家などが名を連ねています。

地域ごとに地元の呼びかけ人を連絡先とした訴えと署名用紙を事前にポストインし2、3日後に訪問しています。その時、留守の家には連絡先を書いたミニチラシを置いてきます。

今までに10か所で留守を含め2000戸以上を訪問し1000筆以上が集まっています。訪問活動の参加者も一回7~12人で延べ100人近くになっています。

これとは別に「署名は集団でなく一人でやる」という考え方の人もいて、ほぼ毎日近所を戸別訪問し運転免許証を身分証明書として示してから署名を訴え1000名目標で888筆になっています。街頭署名も含め改憲発議阻止の世論を高めたいと思います。

名古屋市緑区 個別訪問も街頭も署名急増 区で1万5千筆突破

緑区は学区を基礎に10の「九条の会」がある。それぞれ月1回の地域行動で取り組みを進めている。

大高九条の会では、加えて3月4日南大高駅からイオンに通じる歩道で、7人で1時間余の取り組みで百人を超える署名を集め、合計約五百人。

神の倉など3小学校区でつくる九条の会は、毎月3日スタンディングを行った後、1時間30分地域に入り署名。加えて2月からは第3日曜に地域に入ることにした。会員は80人で千三百人の署名を集約している。

また、くまのまえ保育園では、職員が一斉に迎えに来る保護者に訴え、1日で百人を超える署名を集め、今では三百二十人の署名に。

署名は、地域は九条の会連絡会を中心に、団体の取り組みなどは緑平民懇(革新懇)で集約し、3月20日現在一万五千人を超えた。3月10日には百三十人が参加、集会の後4ヶ所に分かれて街宣、4月7日には白土街道5ヶ所の同時街宣で、運動を盛り上げる。