自衛隊小牧基地に申し入れ

「どれだけ繰り返すのか」部品落下に市民の痛切な訴え

4/11 航空自衛隊小牧基地

航空自衛隊小牧基地に対し、愛知県平和委員会と地元平和団体の代表は4月11日、同基地所属KC130輸送機による部品落下を受けて、原因究明と再発防止を行うよう求めました。8人が参加しました。

申し入れで基地側は、「土岐市、岡崎市、豊川市そして遠州灘で飛行したのち同航路で帰還した」「周辺3市1町の申し入れの際には、部品脱落箇所の写真を見せた」などを明らかにしました。

小牧平和委員会事務局長の福本さんは、「原因究明と再発防止について、文書で自治体にも市民にも公表するよう求めてきたが回答は一度もない。せめてホームページの公表など努力するべきだ」と求めました。また参加者から、「飛行ルートにあたる、関係自治体は、部品落下の可能性があり、報告を行うべきだ」と要請しました。基地担当官は「回答は、基地司令に報告し検討していく」と答えるにとどまりました。

新婦人小牧支部の佐藤さんは、「事故・トラブルの度に恐ろしい思いをする。再び起こらないように願うが、また起こる。どれだけ繰り返すのか?」と事故の再発防止を呼びかけました。