「憲法改悪反対」新署名キックオフ集会 敵基地攻撃能力は憲法違反
1月21日、憲法改悪反対愛知共同センター・安保破棄愛知県実行委員会・自由法曹団愛知支部共催で、新署名キックオフ集会が労働会館東ホールで行われ、73名が参加しました。
「憲法改悪策動の新局面と闘いの展望」と題してオンラインで講演した、日本福祉大学の三宅裕一郎教授は、政府主導で進められている「敵基地攻撃能力」について、市民に理解を得やすい「自衛」と言う言葉を使っているが、「敵基地」となる攻撃目標や着手のタイミングなど判断が難しく、また攻撃すれば反撃され、どれほど甚大な被害を受けるか?そもそもそれは国際法で禁じられた先制攻撃であり、このような戦争を回避するためにあらゆる手段を尽くすのが政治の役割であり、唯一の安全保障になることを、広く市民と共有していくことが必要と訴えました。
続いて、愛知共同センターから、新署名運動について、弁護士の講師派遣もするので、職場・地域などで旺盛に学習会を開こう、などの運動の提案があり、署名運動の交流をしました。
民青同盟愛知県委員長の古川大暁さんは、青年は自己責任の空気どっぷりにつかり、自分のことは自分でやれと考えている。相手の要求から出発し、かなえられるために憲法がどう生かされるか考えたいと発言しました。愛知県医労連書記長の矢野彩子さんは、「守りたい命があるから増員を」と宣伝行動をおこない、SNSで発信して若い世代への働きかけ、反響が広がっていることが生き生きと語られました。瑞穂区や中川区での活動の報告もあり、寒さを吹き飛ばす熱い集会でした。