500人が怒りの「安倍やめろ!」
アメにも負けずアベにも負けず
春とは名ばかりの冷たい雨が降る三月十九日、森友疑惑に揺れる政治状況に怒りとともに参加した市民は五〇〇人、若宮広場で「三・一九安倍内閣の暴走を止めよう集会&デモ」が行われました。
集会では、安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会の長峯信彦共同代表が「憲法学者は憲法違反としているが」と前置きして、「現実には(自衛隊が存在し行動するための)法律が山ほどある。改憲の必然性も切迫性も全くない」と糾弾すれば、STOP改憲ママアクション@あいちの中澤和子さんは三〇〇〇万署名を進める人たちに好評を得ているパンフの活用を訴えます。
平和委員会からは写真家の浅見裕子さんが「民主主義が壊された選挙だった」と官邸丸抱えの卑劣なやり方で敗れた名護市長選をふり返り、「今、民主主義の危機が言われているが、憲法はアメリカにNOと言える最後の砦」と結びました。NPO法人三千里鉄道の韓基徳事務局長の発言が参加者の意気を奮い立たせます。「今、朝鮮半島が動き出そうとしている。パク・クネを倒した韓国民がその流れを作った。次は日本だ。世界が固唾を飲んで見ている。」
最後に参加者全員で、「安倍やめろ!」のバナーを怒りを込めて、喊声とともに掲げました。その後、そぼ降る雨の中をデモ行進に出発、まさに「アメにも負けず、アベにも負けず」です。