第31回 豊田市平和を願う戦争展開催

8月25日26日、豊田産業文化センターで、平和を願う戦争展が開催されました。約1000人余の参加者と、「戦争はだめ、何ごともすべて平和であってこそ」の思いを共有する機会となりました。「継続は力なり」の言葉どおり、定着して、毎年参加してくださる市民の方も大勢います。初めて来ましたという方々も含めて、今回も盛況、好評裡に無事終了することができました。

初めて、 原爆バネルを会場外のロビーに展示することができ、多くの人に見てもらえました。悲惨な経験をした被爆国日本の政府がなぜ核兵器禁止条約を批准しないのか、皆さん素朴にその疑問と怒りを持ったようでした。

豊田市にもこんなに戦争があったという地域の調査に基づく展示の前では、「知らなかった!」という驚きの声が上がります、八法亭みややっこさんの憲法講演会「笑って憲法、落語で憲法」も大好評、飯田美弥子弁護士の痛快でしっかりと筋の通った噺に皆さん、笑いながら頷いていました。安倍政権の憲法改悪を許さない力をもらいました。

戦争体験を聴く会は樺太と中国から引き上げの苦労をされた二人の女性からお話しを聴き、こちらも戦争が市民を犠牲にするものであるかを追体験、実感する機会になりました。

戦争と平和のことに正面から取り組んでアビールするこの催しの意義をあらためてかみしめています。来年に向け、準備も始まっています。継続の力を手放さず進めていきます。