平和のための戦争展・守山 高校生が「平和の日」制定のとりくみを発表

11/18 市民ギャラリー矢田
11/18 市民ギャラリー矢田

10月18日~20日の3日間、東区の市民ギャラリー矢田で「第27回平和のための戦争展・守山」が開催されました。この戦争展は「平和の会守山」に寄せられた戦争関連の収蔵遺品を展示することが大きな目的です。収蔵遺品はたくさんあり、展示する物はその中のほんのいくつかです。寄せ書きのある日章旗や軍服・千人針など兵士の持ち物、戦地からの手紙や戦地への手紙など「日本にも戦争があった」ことを忘れさせない貴重な寄贈品です。それに加えて、原爆、沖縄戦、731部隊などを紹介する展示があります。平和委員会からは愛知の軍需産業が展示されました。特筆すべきコーナーは「反骨のジャーナリスト桐生悠々」「爆弾坂」です。

11/18 市民ギャラリー矢田

イベントは、東邦高校生の「『名古屋平和の日』制定までの取り組みとこれから」です。東邦高校の生徒6人と生徒会顧問の先生が来場して発表しました。高校生からは「これがきっかけに戦争を考えることになれば」という思いで取り組んだという感想もでました。この日を決めた審議会に加わった被爆者の金本さんもかけつけました。

守山の地を離れての展示ですが、守山から訪れる人、他の展示を見に来た人など約300名の来場者でした。