平和展に多くの来場者

西区 平和のための展示会

8/10 西区

西区平和委員会準備会も加盟する、「西区平和・くらしアクション」の呼びかけで、8月10日、区内で「平和のための展示会」を開催しました。

この展示会は、昨年12月の「平和の集い」に続いて2回目です。

親族の戦死者遺品の展示を始め、西区上空を飛んだオスプレイやP3C、西区庄内川右岸を行進訓練する自衛隊、市民に溶け込む自衛隊などの実像、沖縄のたたかい、愛知県平和委員会理事の西区谷口さん撮影の迫力ある写真が、見る人に迫りました。

さらに、治安維持法国賠運動や、年金者の旅行で行った山本宣治の記念館、西区の青年たちがツアーで訪れた満蒙開拓平和祈念館の感想が展示され、共感を呼びました。

ほかに、西区の浅深度地下を通るリニア新幹線問題、西区の「憲法守れ・戦争法反対」の運動の歴史も。

特別企画として、午前は、区内の青山さんによる満洲引き上げ体験の紙芝居上演、午後は西区の脱原発運動と連動し、だまっちゃおれん原発事故人権侵害訴訟原告団長の岡本早苗さんとの懇談も行いました。

会場ロビーでは、毎年恒例の「原爆写真展」も行われ、来場者は両方の展示を見て、感慨深く、そして二度と悲惨な戦争を起こさない決意、安心して暮らせる日常であってほしいとの願いが語られていました。

春日井平和展

7/28~8/3 春日井市役所

「春日井平和展」がピースフェスタIN春日井実行委員会の主催のもと、7月28日から8月3日の7日間、春日井市役所・市民サロンにて開催されました。

戦争や原爆の被害の実相を知り、春日井の戦争の歴史・現状などから平和を考える機会にして欲しいとして、春日井市から委託を受けた広島・長崎の原爆パネルの展示

のほか、戦争遺品、軍需都市としての春日井市の誕生から空襲について、長崎の被爆者の渡辺千恵子さんの生涯、武器輸出についての政府見解の変遷、被爆者の証言をもとに高校生が描いた絵など、様々な団体による展示がおこなわれました。

春日井平和委員会も「春日井市と自衛隊基地」として展示を行い、春日井市に関わる3つの自衛隊基地の歴史や現在の状況や、自衛隊基地の強靭化計画や土地利用規制法の問題点、自衛官募集に係る名簿提供の問題について取り上げました。

その他には、新たに見つかった、今の名城大学鷹来農場にあった名古屋陸軍造兵廠鷹来製造所、いわゆる鷹来工廠の過去の写真の展示や、春日井の戦争を記憶する会の金子力さんによる「ナゾの春日井空襲」とした講演会が特別企画として行われ、暑い中にも関わらず多くの方が会場に訪れていました。