日米地位協定抜本的見直し 意見書採択運動を愛知でも
愛知県下の議会での「日米地位協定見直しの意見書採択」をめざして、「日米地位協定抜本的見直しを布施祐仁熱く語る」と安保学習会が9月12日、63名が参加して行われました。
布施氏は、米軍基地のない愛知県における日米地位協定について、小牧基地に隣接する三菱小牧南工場で組み立てられているF35戦闘機は、日本に納入されるまでは、米国のものであり、事故があった時には、日本の主権が及ばないことを強調しました。そして、日本でありながら日本の主権が及ばず、そこのけそこのけ米軍が通る地位協定の実態を明らかにしました。
さらに、全国知事会で見直しの要望書を18年7月に採択したのは、沖縄県の奮闘があり、これを土台にして、自治体決議と署名運動を通じて世論を広げることの重要性を訴えました。質疑の後、福田事務局長から、参議院選挙の13項目の「共通政策」の4番目に「日米地位協定を改定」とあり、公明党も参議院選挙政策(6―④)に「日米地位協定のあるべき姿を不断に追求」と、全国知事会の提言によって、改定への気運が高まっていることが紹介されました。
そして、①日米地位協定見直しの「学習会」。安保のブックレット「『日米地位協定―沖縄からの告発』(400円)の活用を。②「国会請願署名」 対話によって、地位協定の実態を明らかにしていくことが、見直しの世論をつくる。③「愛知での意見書採択運動」保守会派も含めて紹介議員となってもらうよう、懇談し、全国知事会の提言をベースにして一致点を見いだす。という行動提起をしました。