安保破棄実行委員会23年度定期総会 辺野古問題と地位協定改定を運動の柱に

安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会は、2023年度定期総会を10月26日に民主会館で、リアルのみで開催しました。

第1部の記念講演は、フリージャーナリストになった布施祐仁さんによる、「日米地位協定の問題点と抜本改定への道」でした。

一度も改定されたことのない日米地位協定は、有事=戦争の地位協定のままであること、米国務省は地位協定のカギは米軍の受け入れ国の世論次第としているとありました。名古屋市会に向け、「日本の法律を在日米軍にも守らせる意見書提出を求める請願」にとりくむ者に励ましとなりました。「米軍への国内法適用を求める会」からも参加がありました。

第2部の総会では、福田事務局長が決議案、柳沢会計担当が決算と予算の提案、河村会計監査が監査報告をしました。

23年度も辺野古新基地建設を許さない、日米地位協定の意見書のとりくみを2つの柱とし、沖縄平和ツアーを検討すること、常任幹事会の出席状況から、会則見直しを議論することを提案しました。

討論は、沖縄県知事選挙、小牧平和県民集会、地位協定の学習会、宣伝行動の反応とともに、会費問題、目に見える運動の提起、若者の組織離れへの対応の発言がありました。 

討論のまとめを含め、提案が採決されたあと、矢野事務局次長から、代表委員の小池さんが佐々木さんに交代し、会計の柳沢さんが退任し、矢野さんが担当するなどの役員提案がされ確認されました。