小牧平和県民集会事前学習会 ヘルメットに4000万円!?

8月29日小牧平和県民集会事前学習が、味美ふれあいセンターでおこなわれました。

8/29 春日井市

安保破棄実行委員会の福田事務局長が実行委員会を代表して挨拶した後、名古屋学院大学の飯島滋明教授が日米軍事同盟の実態~小牧基地から見えてくるもの~と題して講演をしました。

F35は高いステルス性能で敵の見えないところから攻撃できるだけでなく、センサー能力など各段に進化したシステムを有し、その情報を他の戦闘機や地上部隊、指揮・司令部への伝達も可能です。パイロットのヘルメットには頭の動きに応じて機体の全周囲の映像が映し出される機能があり、その値段は4千万円!また射程距離550㎞や900㎞というスタンド・オフ・ミサイル、さらに核爆弾の搭載も可能。そのような戦闘機の整備拠点を三菱重工小牧南工場が担うことは、アメリカの軍事戦略の一環として戦争への協力体制に組み込まれ、いざというときには攻撃やテロの危険性もあると指摘しました。

閉会の挨拶にたった、小牧平和県民集会実行委員長の福本さんは、県営名古屋空港が民間主導の空港になるか、軍事基地の拠点になるかの瀬戸際にきている。平和な愛知を守るために、集会を成功させようと呼びかけました。