県原水協総会 核兵器禁止条約参加の政府を

2/12 民主会館

2月12日、民主会館にて愛知県原水協2022年度定期総会が会場とオンライン併用で開催されました。会場には21名、オンラインでは15名の参加がありました。

昨年亡くなられた被爆者、非核・平和運動に力を尽くされた方々に黙祷を捧げた後、開会のあいさつを沢田理事長が行いました。あいさつでは「核兵禁止条約締約国会議、NPT再検討会議、また参議院選挙が行われる今年に『条約に参加する日本政府』を強く訴えていかなければならない。核兵器を無くすことは戦争を無くすことにつながっていく」と話されました。

次に総括と方針の提案が行われました。オンラインでの開催となった3・1ビキニデー、原水爆禁止世界大会では、多くの地域・団体で視聴会が行われ、のべ参加人数では近年の参加者数を大きく上回り、初めて参加する人も多く、オンラインの利点を生かした取り組みとなり、今年も現地での開催がどうなるかわからない状況ではあるものの、オンラインでの参加を増やしていくことが提案されました。

参議院選挙をひかえる中、禁止条約に参加する政府の実現に向けて、草の根から市民に訴えていくために、毎月の6・9行動に加え、団地や商店街などへのポストイン作戦など各地域での経験を生かして署名を広げていこうと提起されました。

討論では、稲沢、豊田、守山区、瀬戸、一宮の地域から毎月6・9行動に取り組んでいること、さらに署名をすすめるために稲沢では商店街にお願い文と署名をポストインし回収する作戦や国府宮のはだか祭での署名・宣伝行動に取り組むことなどの取り組みが報告されました。平和委員会と共に取り組んでいる高校生平和ゼミナールの再建については、被爆体験を聴く会に小学生から大学生、12名が参加してくれたことなどが報告されました。

また、事務局体制として、元県原水協事務局長で日本原水協事務局次長の佐竹さんが愛知に戻り、県原水協事務局長になることも提案され、承認されました。