愛知サマーセミナー 核兵器と人類は共存できない

7月19日から21日まで行われた愛知サマーセミナーの名誉校長として、日本被団協代表理事の金本弘さんが19日の1限で「どうする!危険な世界に生きる私たち」と題して、講演をおこないました。その内容を紹介します。

金本さんは、最初に、①核兵器がどんなに恐ろしい兵器か、②世界中のどこにも被爆者をつくらせない被団協の運動を自分ごととしてとらえてほしい、③戦争をさせない、兵士にならない。そのためにいつも平和を意識していてほしい、と述べました。

原爆の恐ろしさは、①熱風、②風圧、③放射能です。原爆が投下され、爆心地から1・5㎞では熱風と風圧でほぼ即死。生き残った人も、毎日理由もわからず死んでいきます。広島では14万人、長崎では7万人がその年のうちに死亡しました。放射能については未だに解明されていないことも多く、被爆者は今も苦しめられています。

日本被団協は、70年間諦めずに運動をしてきました。ノーベル平和賞を受賞し、これから1年間に300回の講演が予定されています。「核兵器と人類は共存できない」と世界に訴えていきます。ここ二年間で日本政府を追い詰め、核兵器禁止条約に参加させたい。そのために今300万筆くらいの「核兵器禁止条約への参加を求める署名」を500万筆まで集めたい。さらに、現在約700の自治体であげている「禁止条約への参加を求める決議」を、50%(約850)の自治体であげさせるように働きかけたい、と決意を語りました。

講演会には高校生を中心に約500人が参加し、署名に応じる姿が目立ちました。