オスロ報告 核兵器のない世界を 平和学生会議

4/26 民主会館

4月26日、学生平和企画「核兵器のない世界へ~私たちの未来のために」を民主会館にて開催しました。高校生2名、大学生がオンライン合わせて5名の参加がありました。

はじめに、大村義則さんを講師に招き、核兵器や禁止条約をとりまく世界の状況やオスロでの授賞式の様子などを語ってもらいました。

質疑では、被爆者でも2世・3世でもない人が被爆体験の語り手になる意味はどこにあるのかと言う質問に対して、体験を語れる被爆者が居なくなることが大きいとして、当事者以外が体験を語る時は、被爆者の話や思いをどれだけ自分の中に入れられるかが大切と話し、体験をそのまま話すのではなく、二度と被爆者を作らないという思いを「主体的」に語れるようにすることが大切になると語りました。

参加した高校生、大学生からは「ニュースでオスロでの様子は見ていたが、式典以外に色々な活動をしていたことが知れた」「戦争をさせないのが政治の役割と言われたが、そういう政治家を選ぶために平和について学ぶ場が大事」「オスロの歓迎ぶりと日本政府の態度を比べると残念に思う。それを変えるために草の根の平和運動をしていきたい」「(被爆者から)聞いた話を絵画など『自分の形』で伝えていくことが大事なのでは」などの感想がありました。

今後の活動として、若者憲法集会、あいち平和行進、原水爆禁止世界大会への参加をよびかけ、閉会しました。