瀬戸で世界大会報告会 原爆の恐ろしさを世界に

10月4日、瀬戸平和委員会は、原水爆禁止世界大会の報告会を開催し、高校1年生5人を含む38人の市民が参加しました。8月の世界大会は、瀬戸・聖霊高校の生徒11人、瀬戸市職労2人、愛友会瀬戸支部から2人が参加するとりくみとなりました。高校生の参加には地域をあげて募金が呼びかけられ、まさに地域の代表として送り出されました。
報告では、高校生が次々に発言。「世界の活動を聞いてきました。若者にとっては知らない世界。まず知ること。そして周りの人に伝えていくことが、未来への使命です」「広島で実際に見たことで、悲惨さを実感。未来に語り継がなければ!」「ノーベル平和賞受賞で、被団協を知りました。80年前の出来事ですが、今まで怖いと思っていた原爆の恐ろしさを世界に伝えなくてはと思いました」との発言にみなさん感動します。
今後の問題についても、「平和は当たり前ではない。目をそらさずに学んでいかなければならない」「知って深める、それを伝えて共有すれば、考えてくれる人が増えてくれるかもしれない」と若い世代ならではの目線が光ります。
参加者からは、「感動して涙が出た。学校で広島・長崎に行くことが少なくなっている中で、原爆の実相を知らない高校生が多くなっている。そのもとで今回の活動は大変重要なとりくみをしたと思いました」と感想が述べられていました。
そのほかにも、市職労、愛友会からパワーポイントを使用しての報告があり、中味の濃い会となりました。
