安保法制7年絶対に忘れない!国葬反対の声
あいち総がかり行動19集会 台風に負けない熱気
「憲法をくらしにいかす改憲NO!あいち総がかり行動」は、9月19日若宮広場で、国葬に反対し自民党と統一教会との癒着の徹底究明を求める集会を、台風が接近する中で開催し、300人近くが集まりました。
長峯信彦共同代表が、主催者を代表して挨拶をし、国葬に国民の税金を使うことは、間接的に弔意を強要すること。麻生副総理が「国葬に」と凄んだと言われているが、「桜を見る会」をめぐり弁護士662人から刑事告発を受けた人の国葬はやめるべきと訴えました。安倍元首相の国葬に反対する愛知の会の神戸郁夫さんは、「統一教会との癒着もはっきりしてきた。国葬にすれば、政府が広告塔になる」と発言。自由法曹団の田原裕之弁護士は、国会を開かず閣議決定だけで国葬を決めて何が悪いという内閣が、国家緊急権を持ったらどうなるか?改憲の動きを止めようと呼びかけました。安保法制違憲訴訟弁護団の松本篤周弁護士は、全国19地裁と4高裁で裁判が闘われている。名古屋地裁は10月28日に結審し、3月に判決の予定です。自衛隊の集団的自衛権に基づく訓練の実態などを陳述すると報告。老朽原発廃炉訴訟の会共同代表の草地妙子さんは、国が前面に立って原発を再稼働しようとしている。実現性、安全性、経済性のない次世代型原発の開発は、「ヤルヤル詐欺」と批判。
あいち沖縄会議の具志堅邦子さんは、知事選勝利の喜びとともに、米軍基地の有価フッ素化合物による環境汚染の問題などを語り、米軍にも国内法を守らせようと訴えました。近藤昭一、本村伸子両衆議院議員が挨拶をしました。中谷雄二共同代表がまとめの挨拶をし、今の政治の根っこに法治主義の形骸化がある。憲法に基づき、憲法に託した願いを実現させる力をつけようと呼びかけました。
全員で「国葬反対」のアピールをしましたが、台風の影響による警報がでたのでデモは中止になりました。