米軍への国内法の適用を求める署名 名古屋市会に4205筆を提出

愛知県平和委員会も加わる、「米軍への国内法の適用を求める会」は、2月18日、名古屋市会に「日本の法律を在日米軍にも守らせる意見書提出を求める請願署名」を提出しました。名古屋市内を中心に4205筆を集め、各地域で市会議員への働きかけを行ってきました。
沖縄出身で市内在住の代表である知念さんは、「性被害、事故、騒音と苦しみを沖縄に押し付けられる実態をどうしても変えたい」と各議員に語ります。事務局の福田さんは、「全国知事会でも日米地位協定改定を求める意見書が出されています。今こそ変えるときです」と要請します。そして、「この問題は『沖縄』や『米軍基地のある町』の問題ではなく、『日本の主権』の問題です」と呼びかけ、署名を集めてきました。とりわけ、県営名古屋空港に飛来する米軍機や名古屋港に入港する米軍艦船など、名古屋に直接関わる問題も浮彫になっています。
署名は、名古屋市会2月議会の開会に合わせて提出されましたが、委員会審議は5月頃が予想され、知念さんによる口頭陳述も行う予定です。それまで署名をさらに集めていきたいと思います。2年前は5200筆の署名でしたが、今回提出後の集約もあり、約4800筆となっています。前回を上回る署名とできるよう、さらに一回りご支援をお願いします。集めた署名は平和委員会事務所まで送付ください。