愛知県政150年で計画 ブルーインパルス展示飛行は中止に

9/29 愛知県庁舎

愛知県平和委員会は、安保破棄愛知県実行委員会とともにブルーインパルスの展示飛行を中止するよう大村愛知県知事に求める申し入れを9月29日に行いました。

大村愛知県知事は9月26日の県議会本会議での答弁で、愛知県政150年記念イベントとして、11月26日に県内上空で航空自衛隊所属のブルーインパルスの展示飛行を実施することを表明しました。ブルーインパルスは、自衛隊の中で広報活動を担う部隊として位置づけられ、敵基地攻撃・軍拡など憲法破壊の実質改憲を、「かっこよさ」で覆い隠す役割を果たすものです。

申し入れでは、1982年に、浜松基地航空祭で墜落事故(乗員即死、12名重軽傷)を起こしたことや、2014年に松島基地南東の洋上で接触事故も起こしていることを紹介し、航空機が密集して飛行する編隊飛行がいかに危険かということを指摘します。また、東京オリンピックの際には、低空飛によるスモーク噴出によって、染料付着などの被害申告が1200台と報道もされています。

愛知県当局とのやりとりで明らかになったことは以下の通りです。▼曲技飛行はやらない。▼オリンピックのときのようなカラースモークは噴出しない。

申し入れでは、1982年に、浜松基地航空祭で墜落事故(乗員即死、12名重軽傷)を起こしたことや、2014年に松島基地南東の洋上で接触事故も起こしていることを紹介し、航空機が密集して飛行する編隊飛行がいかに危険かということを指摘します。また、東京オリンピックの際には、低空飛によるスモーク噴出によって、染料付着などの被害申告が1200台と報道もされています。

愛知県当局とのやりとりで明らかになったことは以下の通りです。▼曲技飛行はやらない。▼オリンピックのときのようなカラースモークは噴出しない。

▼愛知県全体を広く飛行する。▼飛行ルートなどは、県からは調整はしておらず、自衛隊から提案される。いつどのように提案されるかは自衛隊次第となっている。▼飛行ルートは、愛知県として事前にプレスリリースする。といった問題でした。

航空法では、人口密集地上空での曲技飛行を禁止しています。県当局は「曲技飛行は行わないと自衛隊から聞いている」としていますが、2017年の航空祭でも、「展示飛行」と強弁し「曲技飛行」を実施しています。今後の動きもしっかり注視し行動していく予定です