原爆の残虐性、悲惨さ伝える映像の役割 あま東部「平和のしゃべり場」

4/13 あま市

月例となったあま東部平和委員会の「ピースカフェ・平和のしゃべり場」、4月13日は、原爆が落とされた広島で水を求め苦しむ少女に、原爆への怒りの涙で水を与える地蔵の話を人形アニメ化した『おこりじぞう』です。80歳から国民平和大行進の全国通し行進を始め、昨年まで全国を歩き続けた山口逸郎さんが1983年にプロデュースしました。久しぶりに「しゃべり場」に参加した男性が、「思わず目から汗が出た」という表現で感想を述べています。

上映終了後の「おしゃべり」では、参加者の一人が紹介した「原爆映画」の本をきっかけに、話は「映画は原爆をいかに描いたか」へと進展しました。原爆が炸裂した瞬間を、画面を真っ白にしたり、インクのボトルが熱線で変形していく様子など、描き方もいろいろです。原爆の残虐性、悲惨さを伝える上で、映像の果たす役割はまだまだ大きいといえます。この日の参加者は8人でした。