守山区学習会 ミサイル配備から核の危険も

10月5日、守山区平和委員会は矢野事務局長を講師に日本平和大会パンフレットの学習会を行い、15名が参加しました。
射程距離を1000㎞以上に延ばした12式誘導弾能力向上型の実戦配備が今年度中に始まり、更に射程距離2000㎞や3000㎞というような高速滑空弾や超音速誘導弾が、三菱重工小牧北工場や川崎重工各務原工場で造られようとしています。矢野さんは、「中国に届くミサイルを配備し、反撃されたら核兵器を使うタイミングを日米で話し合っている」と、ミサイル配備が核戦争を起こす危険性を指摘しました。
会場からは、「憲法9条があるのに攻撃型の兵器を持つのはなぜか?」「台湾有事は起こるのか?」などの質問がでました。矢野さんは、台湾の人の6割以上は現状の維持を望んでいるという世論調査の結果を示し、「アメリカは台湾を煽って独立させたがっているが、武力ではなく話し合いで台湾の人たちの自治を認めさせていくことが大事。アメリカと一体になり、憲法無視の集団的自衛権行使で戦争の最前線に立たないように、平和大会を成功させましょう」と呼びかけました。

