PAC3訓練中止を!

愛知県口論義運動公園内で11月6日、「PAC3の機動展開訓練」を行うことについて、愛知県平和委員会は日進市の市民とともに中止などを求め5日、実施する防衛省(東海支局)と愛知県の所管課となる防災課に申し入れを行いました。

防衛省は、訓練の目的を「弾道ミサイル対処に係る戦術技量の向上を図るとともに、自衛隊の即応態勢を示す」としています。県民の憩いの場である公園を、市民の合意抜きに軍事利用することは、民主主義の日本で許されません。

訓練の根底に北朝鮮の核ミサイル開発があります。米朝対話が継続されている今、今回の展開訓練は、軍事的威圧が強まるばかりで、対話による解決への努力に冷や水をかけるようなものです。
要請では、「破綻したミサイル防衛体制よりも、話し合いによる外交努力を積み上げる方が、国民の安全を守れる」ときっぱり中止を求めました。