高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン ランナー311人とともに弾薬庫撤去を!
12月8日愛知県平和委員会は、航空自衛隊弾薬庫である高蔵寺分屯地の周りを走る、マラソン大会を実行委員会とともに開催し、314名のランナーが健脚を競いました。この大会は、アジア太平洋戦争開戦の日に一番近い日曜日に開催し、弾薬庫撤去を掲げ、ランナーにも周辺住民にも呼びかけています。
大会に先立ち事前学習会を開催。今年は地元春日井市議会が「弾薬庫撤去決議」を採択した経過と運動、今後の課題について、元春日井市議会議員の内田さんを講師に学習を積み重ねてきました。また弾薬庫周辺45000戸規模となる高蔵寺ニュータウンへ宣伝。弾薬庫と隣り合わせの実態を明らかにしたチラシを3000枚配布するなどのとりくみを行ってきました。
これらのとりくみを通じて、春日井市長から賛同メッセージが寄せられ自治体との共同もすすめています。
開会式のあいさつをした高橋理事長は、「今日は何の日?」「真珠湾攻撃があった、開戦の日」と参加者に呼びかけつつ「侵略戦争がなければ、広島も長崎の原爆投下も、日韓の対立も無かったかもしれない」「スポーツが安心してできるのも平和であるからこそ、この平和をかみしめて最後まで走りぬきましょう」とあいさつしました。