春日井平和委員会学習会 平和マラソンの成功を

春日井平和委員会は、11月16日、「第41回高蔵寺弾薬庫一周平和マラソン」(12月8日開催)の成功に向けての学習会を21人の参加のもとで行いました。

小牧平和県民集会実行委員会の福本英雄さんを講師に招き、「平和で安心できる名古屋空港を目指して」と題して航空自衛隊の弾薬等を貯蔵する高蔵寺弾薬庫に密接にかかわる航空自衛隊小牧基地についての学習が行われました。

戦前より戦闘機の墜落や騒音の問題が相次ぎ、地域住民の反対運動が行われていた事など過去の取り組み、最近ではブルーインパルスの曲技飛行、空中給油機、F35戦闘機の整備拠点化など小牧基地が抱える問題が続いているということ、そして、大軍拡を進めようとする今の日本の情勢、多くの軍需産業を抱える愛知県の危険性などが取り上げられました。福本さんはこれらの問題をもっと自治体や住民に知らせ、協力、協同して基地の無い平和な地域にしていくことが必要だとしています。

講演後の質疑では極超音速ミサイルの製造について、またトランプ大統領になったら今後どうなるのか、といった質問のほか、危険な地域に住む当事者からの声もありました。

最後に、高蔵寺弾薬庫一周平和マラソンの主催者から、「高蔵寺弾薬庫を撤去させ、普通のマラソン大会になるまで、この大会を継続できるよう頑張っていきます」と意気込みが語られました。弾薬庫のない平和な地域にするためにも、平和マラソンを成功させましょう。