名港管理組合に申し入れ 自衛艦「ちよだ」入港中止を
愛知県平和委員会は7月2日、安保破棄愛知県実行委員会、港区平和委員会とともに、名港管理組合に自衛艦「ちよだ」の入港の中止を求め申し入れをおこないました。県平和委員会から4人、港区平和委員会から5人が参加しました。
申し入れで矢野事務局長は、「岸田政権のもとですすめられる大軍拡は『専守防衛』とも相容れない敵基地攻撃能力をつよめるもので、憲法違反だ」「軍事強化によって港湾は標的となり、労働者を危険にさらす」と入港受け入れを拒否するよう求めました。期間内には「水の補給」の実施が予定されており、「港湾労働者を動員させる動きにつながることも拒否するべきです」とも求めました。
また防衛省は入港について「一般公開及び特別公開」と位置づけ、自衛隊の広報活動を目的化しています。また名古屋港管理組合は「ガーデン埠頭で自衛隊員募集を行う事は目的外使用にあたる」と前向きの認識を示しましたが、前回の入港時には埠頭にテントが張られ「広報」とされる「勧誘活動」が行われていました。参加者から「募集活動を行わないようしっかり働きかけてほしい」との求めに「艦内の活動に関与できないが、埠頭で行う行動にはしっかりと対応するようにします」と回答しました。