小牧平和県民集会に250人
愛知を戦争拠点にさせるな!総選挙で平和の選択を
10月13日、県平和委員会も加わる小牧平和県民集会実行委員会は県民集会を開催し、250名余りの市民が参加しました。
この集会は、「軍需産業のメッカである愛知から大軍拡を許さない声と世論を広げよう」と、毎年行われているものです。県営名古屋空港には、KC767とC130を持つ空自小牧基地と、戦闘機を生産・整備し、米軍の東アジアのF35整備拠点ともされている三菱重工小牧南工場が隣接しています。また、小牧市内にある同小牧北工場が長射程ミサイルの生産と殺傷武器輸出の拠点となる危険もあります。
今年の集会は、「愛知を戦争の拠点にさせるな、総選挙で平和の選択を」と取り組まれました。
前日にノーベル平和賞の受賞が発表された被団協から愛友会の金本理事長が登壇。これまでの苦労を語るとともに「この受賞を契機に政府に『核禁条約批准を』との声をさらに強めよう!」とよびかけ、参加者を励ましました。
もとむら伸子前衆議院議員は、「この地域を戦争の拠点にしない、戦争に加担させないために
力を合わせよう」と呼びかけ、石破総理について「イラク戦争に自衛隊派兵をした時に防衛庁長官だった。憲法9条2項を削除し国防軍を作ろう、核共有を、と主張している方だ」と告発します。
岐阜県平和委員会代表委員の篠田さんは、陸自候補生による銃撃事件によって多くの市民と共同した運動を展開していることを報告。集会参加者を大いに励ましてくれました。
新婦人小牧支部の小杉さんは、「軍事対軍事はキリがない。行きつくところは戦争となってしまう。諦めることなく平和のために力を合わせていこう」と発言。参加者からの共感を呼びました。
そして集会の最後に「県営空港を戦争拠点にするな」のアピールをし、元気よく小牧駅に向けてデモ行進を行いました。
平和委員会は、集会を成功させようと、各地から平和委員会の名がはいったのぼりを持って結集。そして「運動を発展させるためのこの集会の場でも仲間づくりを成功させよう」と集会参加者に働きかけ、1人入会、平和新聞1部購読となりました。