安保破棄実行委員会総会 渡辺治氏が選挙後の課題を語る

12月9日、労働会館で安保破棄実行委員会総会が開催されました。渡辺治氏が記念講演を行い、オンラインを含め60人が参加しました。
渡辺氏は、安倍政権ができなかったような憲法破壊の大軍拡をすすめた岸田政権の問題点を指摘。その上で、米国・米軍からの自立路線派である石破氏の本質を紹介し、「方向性は違えども危険であることに変わりはない」と話しました。総選挙については、「裏金問題への審判にとどまらない結果であり、新自由主義路線への痛烈な審判が下った」とします。「この選挙結果によって国会構成が大きく変わり、要求実現の展望が見える状況をつくりだした」と、今後の私たちの運動の重要性を指摘しました。さらに、「防衛増税批判だけに留まらず、軍拡そのものへの是非を問う国会内外の世論と運動、何より野党共闘が重要」と語りました。
総会では、20年来続けてきた事務局長の福田氏が退任し、平和委員会矢野が安保破棄実行委員会の事務局長となりました。