県原水協定期総会 2020年を大きな節目の年に
沢田理事長の開会あいさつの後、連帯のあいさつを愛友会副理事長の伊藤定實さんからいただき、伊藤さんは「国が戦争による被害者を助けるのは当然だが、その前に人を殺さない事、すなわち戦争をしない事だ」と、平和への思いを語られました。NYで行われる世界大会へ参加する大学生は、「核兵器禁止条約に参加する政府をつくる一人になれるようにしっかりと学んできたい」と力強く決意を述べてくれました。
議案の提案では、横江事務局長から2019年の活動報告と2020年の活動方針について、2020年は原水爆禁止運動にとって大きな節目の年、愛知県内で運動を広げていくために、全ての地域に原水協を確立しましょうと提案がありました。
討論では、尾張旭市では毎月の6・9行動の他にピースウェーブの行動として、駅前で終日テントを張りながらパネル展や署名を集めてきたこと、議会で「日本政府に条約への参加を求める意見書」を決議するために地元の被爆者や有力者に呼びかけ人となってもらい「会」を結成し、6月議会に向けて運動を進めていること、また4月19日にICANの川崎哲さんを招き講演会を開くことが報告されました。他にも4団体6地域から発言がありました。
最後に大村代表理事が「原水協の3つの基本目標、核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護・連帯を胸に刻み、さらに共闘を進め運動を大きく
発展させていきたい」とあいさつされ、総会は終了しました。