核兵器禁止条約採択から3年 ヒバクシャ国際署名のラストスパート

7月5日、国連で核兵器禁止条約が採択されてから3年が経つのに合わせ、ヒバクシャ国際署名をすすめる愛知県民の会が呼びかけ、栄・三越前で署名行動を行いました。

7/5 栄・三越ライオン前

栄の人通りはいつもより3割減という感じでしたが、いつもならたくさん配れるチラシを付けたポケットティッシュはあまり受け取ってもらえず、まだまだ難しい状況だと感じました。しかし、署名は36筆集まりました。家族の分も署名してくれる人や、一緒にいる友達に「あなたもお願い」と署名をすすめてくれる人もいました。

ヒバクシャ国際署名は、今年の秋に開催される国連総会への提出を最終目標とし、8月31日が最終締め切りとなっています。全国では、1184万3549筆、愛知県は6月15日集計で26万3702筆です。2016年4月から始まった署名は文字通りラストスパートの時です。8月6日から9日の原水爆禁止世界大会の開催に合わせて提唱されている「平和の波」行動は世界中で計画されています。

核兵器禁止条約は、7月15日にボツワナが批准し、批准国は40か国となりました。発効まであと10か国です。1日でも早く条約の効力を発揮させ、核保有国やその同盟国へ、「核兵器は違法」とプレッシャーをかけるためにも、世論の後押しが大きな力となってきます。
核兵器廃絶の世論を広げるために最後まで「ヒバクシャ国際署名」に取り組みましょう。