金山駅コンコース「原爆と人間」展 市民4000人が

8/22 金山駅

8月22日(土)、23日(日)の2日間、金山駅コンコースで「原爆と人間」パネルと広島県の高校生が被爆者の証言を聞き描いた「高校生が描いた広島」の展示が行われました。金山駅での展示は今年で7年目となります。

コロナ禍の中でいつも通りの展示ではなく、展示するパネルを三分の二に減らして間隔を空けたり、消毒液を用意したり、被爆者の証言や映画の上映はやめたりと感染症対策をして行われました。いつもなら土曜日にテレビや新聞社が取材に来てくれて夕方のニュースや日曜日の朝刊に掲載され、それを見た人が観覧に来てくれたりするのですが、宣伝になり人が集まってしまうという理由から展示が終わる月曜日以降に紹介してもらうこととなりました。そんな中でも被爆者が10名参加してくれました。

展示を観覧した人は2日間でのべ4000人でした。金山駅を利用する人が例年よりもだいぶ少なく、観覧者もいつもより少ない人数でしたが、立ち止まって1枚1枚熱心に見入っている人の姿も多くありました。また今年の特徴としては、人が少ないからなのか自分のスマートフォンでパネルや絵画を撮影する人が例年より多く見受けられました。

写真や絵画を通して広島、長崎の実態を知らせることの大切さを改めて感じました。